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料理教室レポ5月

5月の高知はたくさんのイベントがありました!

かつお祭りに、ものづくりマルシェなどなど。

日中は気温も高くなり、直売所に並ぶ野菜も夏を感じはじめました。

 

今回の料理教室には、我が家の家庭菜園野菜が登場。

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友達の育てている野菜も使わせていただきました。

こうやって、誰が何処でどうやって育てているのか分かっている野菜をたくさん食べられることこそ、大切にしていきたい豊かさだと思います。

 

 

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我が家の畑は、こんな感じ。

二階のベランダから様子が見られるんです。今は20種類以上の野菜が育っていて、とっても楽しみです!

 

それでは、5月に開催した料理教室のレシピです。

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※参加して下さった方に思い出していただけるように書き出しています。

※分量の記載はありません。ご自身のおいしい感覚を大切に作ってみて下さい。

 

玄米納豆チャーハン
材料:玄米 納豆 ネギ ごま油 醤油
①フライパンにごま油を入れます。火をつけて煙が立たないうちに、玄米を加えます。中火〜強火で、ごま油を玄米に馴染ませ、パラパラになるまで炒めます。
②火を弱火にし、納豆とネギを加えます。納豆とネギはあまり炒める必要はないので、軽く炒める程度で大丈夫です。納豆の粘りによって焦げつきやすくなるので注意して下さい。
③全体がよく馴染んだら、醤油を回し入れて軽く炒めます。
④味見をして、お好みの醤油加減で完成させて下さい。最後にごま油を加えると香りが出て美味しいです。更にお好みで、ニンニクや胡椒を加えるのもオススメです。

 

しいたけの竜田揚げ
材料:しいたけ 玉ねぎ 片栗粉 ゆず果汁 醤油 揚げ油(なたね油)
①しいたけを1cm幅くらいの肉厚にカットし、ボールの中に入れて軽く塩もみします。玉ねぎは、薄くスライスして水にさらします。
②しいたけの表面がしっとりしてきて水分が出てきたら、片栗粉を加え、全体によく馴染ませます。
③揚げ油を用意して、しいたけを揚げていきます。この時、おはしでトントンとしいたけの揚がり加減を確かめて、表面がしっかり固くなるまで揚げるのがポイントです。後でタレを合わせるので、表面が柔らかいと片栗粉が水分を吸った時に、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。
④ボールに、ゆず果汁と醤油を同量混ぜ合わせます。水を切ったスライス玉ねぎを加え、馴染ませます。そこにしいたけを加えて完成です。お好みでゆずの酸味加減を調整して下さい。

 

バジルのポテトサラダ
材料:じゃがいも バジル にんにく オリーブオイル 塩
①じゃがいもを洗い、芽を取って、くし型切りにします。しっかり蓋のできる鍋を用意し、鍋底から数センチ水を入れます。その中にカットしたじゃがいもを入れて蓋をし、中火にかけます。沸騰したら弱火にして、様子をみて鍋底が焦げつきそうだったら水を足します。この調理法だと、ガスも水も時間も節約でき、仕上がりもホクホクです。
②バジルのソースを作ります。フードプロセッサーに、バジル、にんにく、オリーブオイル、塩を入れて撹拌します。塩味をきかせると、じゃがいもと合わせた時に味が決まりやすいです。しっかり撹拌してペースト状もいいですし、バジルの葉っぱが細かくなった程度でも美味しいです。その際にんにくが細かくなっている事を確認して下さい。
③じゃがいもに火が通ったら、ボールに移してマッシュします。そこに完成したバジルソースをお好みの量加えて完成です。
④余ったバジルソースは、トマトに和えたりドレッシングとして色々活用できます。


トマトのとも和え
材料:トマト (塩) ※湯抜きするトマトは小振りがオススメです。
①トマトを2つの調理法を使って調理します。湯抜きしたトマトに、煮詰めたトマトを和える一品です。まず、トマトのお尻にバツ印の隠し包丁を入れて、水を沸騰させた鍋の中へ入れて湯抜きします。あまり加熱しすぎないように気をつけて下さい。冷水に入れ、冷ましながら皮を剥きます。それを6等分にくし型切りにします。
②次に、適当な大きさに切ったトマトを鍋の中に入れて火入れします。形がくずれ、水分がある程度飛ぶまでクツクツ煮詰めます。味が物足りなければ塩を足しますが、美味しいトマトだと塩は必要ないくらい、とても美味しく仕上がります。
③煮詰めたトマトが十分に冷めたら、湯抜きしたトマトと和えて完成です。この時、もう一手間加えて煮詰めたトマトの種と皮をこすと、滑らかな甘味の凝縮したソースが出来上がります。

 

きゅうりの塩麹和え
材料:きゅうり 塩麹 醤油
①まずきゅうりの両端を切り、左右を入れかえて切り口を合わせ、グルグルしながらえぐみを取ります。そうして、両サイドに竹串を置いて、最後まで切りきってしまわないようにセットします。1mm幅に細かく切り目を入れ、それを3cm程を一口サイズにして一本を切り分けます。
②ボールの中にきゅうり、塩麹を入れて軽く揉みます。時間を置いて味が馴染んだら完成です。お好みで醤油をかけて召し上がって下さい。

 

アジアン風サラダ
材料:お好みのサラダ用青菜 ズッキーニ 舞茸 生姜 にんにく ごま油(全てをオリーブオイルにしても◎) レモン 醤油 塩 ガラムマサラ

①お好みのサラダ用の青菜を洗って一口サイズに切り、大きめのボールに入れます。

②舞茸を炒めます。フライパンに、舞茸を敷き詰め、ごま油を回し入れます。中火で火にかけ、香りが立ってきたら塩を入れて炒めていきます。ここでガラムマサラを加えて、きつね色に焦げ目が付くくらい、しっかり炒めます。
③舞茸を炒め終わったフライパンで、次はズッキーニを炒めます。同じくごま油、塩、ガラムマサラを加えて炒めます。
④ドレッシングを作ります。ボールに、すりおろした生姜とにんにく、レモン果汁、ごま油、醤油を入れて混ぜ合わせます。生姜とレモン果汁を多めに入れるのがポイントです。
⑤青菜の入った大きなボールに、炒めた舞茸とズッキーニを加え、ドレッシングをしっかり和えて完成です。
⑥きのこはどんな種類でも合いますし、春雨などを加えてもボリュームが出ます。今回のガラムマサラは、「ヒマラヤンオーガニック」さんのものを使わせていただきました。クローブがよく効いていて、”カレー味”というより、エスニックな風味に仕上がってとても美味しいです!

 

切干大根としめじの柚子マリネ
材料:切干大根 しめじ 柚子果汁 オリーブオイル 塩 (醤油) 
①切干大根を水で戻します。この時、水に浸すというより、水を吸わせて戻すイメージで、あまりたくさんの水は必要ありません。ボールの中で上下返しながら全体に水を吸わせます。
②しめじを炒めます。フライパンにしめじを入れ、オリーブオイルを回し入れます。中火で火にかけ、香りが立ったら塩を加えて炒めます。この時に塩をしっかりめに加えると、きのこ臭さが飛び、切干大根と柚子のさっぱりした味に合う仕上がりになります。しめじの塩気が少ないと、まとまりのない仕上がりになってしまいます。

③ボールの中に柚子果汁とオリーブオイルを加え、混ぜ合わせます。ここに炒めたしめじと、水気を軽くきった切干大根を加えて混ぜ合わせます。味見をして、お好みで柚子果汁を加えます。醤油を回し入れても美味しいです。

 

お味噌汁
材料:乾燥しいたけ 昆布 味噌 新玉ねぎ
①乾燥しいたけと昆布を数時間水につけて戻しておきます(冷蔵庫に一晩入れておくのもオススメです)。中火にかけて、だしをとっていきます。強火でぐらぐら茹でないように、火加減に気をつけます。しいたけと昆布同士が触れ合って細かい泡が出てきたら、美味しくだしがとれているサインです。
③20分程でだしがとれたら、しいたけと昆布を取り出して、昆布は千切り、しいたけは中心から放射線状に切って、大きさを均等にします。

④玉ねぎを入れてひと煮立ちさせて、火を止めてからお味噌を加えて完成です。
⑤今回のお味噌は、仁淀川町の方が作っている「神楽みそ」を使わせてもらいました。とっても好評で、越知町の道の駅で販売しています。

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今月もありがとうございました!

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